今年の春は気象が変わりやすく一昨日・昨日と雷鳴響き、山口県に初めて竜巻注意報が出て梅雨明けのような大雨でした。
一週間位前から山芍薬の蕾が3輪ついてお天気が気になっていましたが、強い雨にうたれても今朝綺麗に開花していました。
去年は大きな蕾を11輪つけて、今年もと思っていたのですが、瀬戸内の夏の暑さに負けたのか、はじめて少なめな花となりました。
40年余り、毎年大きな蕾をつけていたのですが、その間に2回掘り上げて根の整理をして楽しみました。今年は初めて寂しい花となりましたが、花をつけただけで山の風景が浮かんできます。
ずっと昔(40年以上も前・・・)妹と青野山に山芍薬の大群落を見に登りましたが、登山したことのない私でも少し登った所に一面の芍薬の群落に汗も吹っ飛んだことが思いだされます。
狭い道の傍に実生苗がいっぱいで、踏むのが可哀そうな位生えていました。
妹について行けず降りましたが、あの光景は忘れる事がないでしょう!
その後、業者が車で来て盗掘後、保護されて今はあちこちに群落があるようです。
その当時9号線からの入り口の木の下で農家の方が草刈り機で一面のピンクのイカリ草を刈っておられるのでびっくり!その当時はただの草だったのでしょうね。
その時の1株のイカリ草が毎年花をつけピンク色が淡くなりましたが、庭の片隅で咲いています。今は昔のなつかしい思い出・・・
柿の木村を通った時は小さな川の傍にいっぱいフシグロセンノウが咲いていて、1株根を抜いて植えましたが、毎年8月初めに咲きヤハズススキと籠に生けてみると涼風のようで大好きです。
そのフシグロセンノウも平成11年の大型台風で駄目になり、翁草も・・・やはり山野草は野にあってこそ輝きます。
きゅうりを移植しましたが元気よし!
でもトマトはうまくいきませんでした~残念!
嬉しいことに今日は鶯の初音を耳にして、新鮮な気持ちになりこれからの季節が楽しくなりそうです。